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ここだけの話

■日本の彼女は下げマン
■感じるままに・・・(2)
■ウイスキーの飲み方
■これからはボトラーズ
■なぜゴルフは18ホールなんでしょう?
■アメリカはe-ウイスキー?
■ウイスキーの「おり」?
■そろそろウイスキーブームが復活?
■ハイボール
■ウイスキー事情
■ボウミアの来日セミナーに参加して
■12年後が楽しみ
■手前味噌ですが
■スコッチより古いアイリッシュ
■ウイスキーの味わい
■ジミー・ラッセル来日
■ザ・グレンリベット 18年が快挙
■人気復活ウイスキーハイ
■ラフロイグ セミナーレポート
■世界のウイスキー通が絶賛する
 琥珀色の宝石

■最高賞トロフィー
■週に一度は基準を極める
 ザ・グレンリベット18年

■BOWMORE
■オーナーズカスク わが北新地第2弾
■サントリーオーナーズカスク「わが北新地」
■ザ・グレンリベット&ブルイックラディ
■白州を語る
■報告
■グレンフィディック
■サントリー山崎
■響30年 3年連続4回目の快挙
■ザ・グレンリベット2008
■バーンズ・ナイト
■AUCHENTOSHAN(オーヘントッシャン蒸留所)
■JURA (ジュラ蒸留所)
■祝 山崎誕生25周年
■ROBERT HICKS ロバート・ヒック氏来日
■ザ・グレンリベット フードペアリング
■ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)
 日本のウイスキーが3年連続の快挙

■サントリー白州工場へ研修2009
■ハイボール2009
■THE BALVENIE
■THE GLENLIVET (1)
■THE GLENLIVET (2)
■THE GLENLIVET (3)
■THE GLENLIVET (4)
■THE GLENLIVET (5)
■北新地ハイボール動き出す
■北新地ハイボール2010
■THE GLENLIVET (6)
■THE GLENLIVET (7)
■THE GLENLIVET (8)
■山崎シェリーカスク2010
■日本初来日 バランタイン
■THE GLENLIVET (9)
■ボトラーズ・ウイスキー
■ハイボール・ブームの現状
■やったー! 日本のウイスキーが快挙 2011
■シングルモルトのロールスロイス
■シングルモルトはシングルじゃない!
■マイウイスキーづくり2011
■WILD TURKEY BOURBON WHISKEY

日本の彼女は下げマン

俺は大自然の中で育った男。スコットランドから日本にやってきた。
ほんの昔は高嶺の花。その頃からのことで今に始まったことではないが・・・
彼女のミネ ラル子は透き通る程の美形。良く一緒に合わされて、かき回された。
だが、ミネ ラル子は実は気が強く頑固。俺の良さを全て消していきよる。
そのお陰で、今では俺の人気すら無くなってしまった。
ミネ ラル子は下げマンや。
俺は故郷のハイランド スプリングと結婚し、汚名返上にかけている。


感じるままに・・・(2)

・正規物と並行物
 ウイスキーやスピリッツ類で 正規と並行が有る
 製品の中身は変わらない 
 一昔前みたいに中身を入れ替えられる事などの心配はほとんど無い
 かえって並行物の方が安く早く売れていくので
 日に日に味が落ちていくスピリッツ リキュールにとっては良いのでは・・・

 昔ブルゴーニューのある作り手が怒った事件を思い出す
それは毎年来日する作り手が 百貨店を視察 照明に照れされた
バランタイン30年のボトルナンバーが変わっていなかった
こんなところで自分のワインは売ってほしくないと怒った・・・


ウイスキーの飲み方

ウイスキーには様々な飲み方がありますが基本的な4つの飲み方とポイントを紹介します
ストレート
ショットグラスやテイスティンググラスにそのままつぎます
point グラスに注ぐ前にグラスに匂いが残ってないかを確かめて下さい
point 必ずチェイサーを用意して下さい チェイサーは口の中をリフレッシュさしてくれます
オンザロック
ロックと言われます 鮮度が勝負 氷は溶けにくい物を使用
point 氷が溶けて水っぽくならないうちに飲みほしましょう
水割り
日本ではポピュラーな飲み方です
point 手間はかかりますが一杯一杯グラスを替えることをおすすめします
トワイスアップ
テイスティンググラスにウイスキーと水を同量注ぎます
point 原産地の水で無ければやめた方がいい
 
ハーフロック
そんな物は邪道 ロックかダブルの水割りにして下さい


これからはボトラーズ

スコッチウイスキーのシングルモルトに各蒸留所のオフィシャル(既製商品)と インディペンデントボトラーズ(独立系瓶詰め会社)があります
違いは大量生産ではなく1樽ごとに瓶詰めする また加水や一切低温濾過もしないカスクストレングスをそのまま味わえる魅力があります
私はこれから注目をあびていくと思います


なぜゴルフは18ホールなんでしょう?

スコットランド ウイスキーの本場 そこにはセントアンドリュースというゴルフ発祥の地があります
だからどうしたんと思われるかもしれません 実はウイスキーとゴルフには切っても切れない関係があります
風が強く寒いスコットランドではゴルフをすれば勿論寒さが増します
そこで体を暖めるためにウイスキーを持ち込んだのです
そこまでしてゴルフをしなければならなかったのかと思いますが
彼らは一ホールごとに一口(42.5ml)グッと飲むのです ちょうど18ホール終了でボトル1本が空になります
その為18ホールになったそうです
私だったら4ホール目ぐらいでダウンです けして真似をされない方が良いと思います


アメリカはe-ウイスキー?

新サンマの入荷とともに秋の訪れ 私は秋がとても大好きです
といっても食欲の秋がメインです
まだまだ残暑が厳しいのでスッキリした白ワインも勿論用意してますが
私は赤ワインやウイスキーを楽しむことが多くなります
ところで知ってる方も多いと思われますがアメリカのウイスキーには
「e」が入るウイスキーが多いのは何故でしょう
スッコトランド・カナダ・日本は WHISKY
アイルランド・アメリカは WHISKEY で表されます
これには2つの説があり 一つは当初アメリカのウイスキーの蒸留を
アイルランドからの移民によって行われていたため アイルランドと同じスペルを
付けたという説と もう一つはスコッチウイスキーとは別の物と強調したかったため
と言う説が残っています 
しかしバーボン・テネシーの中にも WHISKY で表示してある銘柄もあり
それほどの拘りはないかもしれません それともそんなちっぽけなことは
どうでも良いのでしょうか


ウイスキーの「おり」?

ワインなどにはよくありますが ウイスキーにも時々おりがあります
おりはウイスキーの原酒の成分や樽の成分が結びついて出来ます
長期間経過したウイスキー 昔から大事に飾ってあるウイスキーなどを
よく見て下さい 小さな沈殿物があればそれがおりです
勿論 瓶詰めする前に冷却濾過をしますので以前より減っていますが
もしおりの入ったウイスキーを飲まれる場合は コーヒーのフィルターで濾して飲んで下さい
  
とにかく織田は訴えたい
酒はもらったり手に入れたらすぐに飲むことです 良くなることはありません
ワインも同じです


そろそろウイスキーブームが復活?

日本における酒の流行はカクテル・ウイスキー・日本酒・焼酎・ワインが交互に
ブームを創ってきました 焼酎のブームもやや下降気味
私は健康ブームにのっかってウイスキーが戻ってくるのではないかと予想しています
平成16年11月に日本糖尿病合併症学会の発表で「ウイスキーに糖尿病の合併症を
抑制する成分が含まれている」という朗報がありました
体内で合併症を引き起こす物質を作り出すアルドース還元酵素の活性化を抑えたのが
ウイスキーで83% 他の飲料との比較でも圧倒的
ちなみにワイン4.6% ビール4% 焼酎・日本酒0%
さらに最も抑制作用が強かったウイスキーを熟成期間別で比較してみると
30年ものが55.5% 20年ものが42% 10年ものが32%などと熟成年数に比例して長期ほど
高い結果です
また痛風の原因のひとつ プリン体の含有量を見てもビールが2~3mg/100gに対して
ウイスキーは0.05mg/100gと低い
そのうえウイスキーには老化防止成分も含まれるという
言うまでもないですが一番は適量です

結論 Bar織田で長期熟成のウイスキーを2杯ほど愉しみながら酒談義をして帰る
いかがでしょうか 皆様に良いウイスキーをご案内出来るように努力します


ハイボール

ウイスキーのソーダ割のことで 別名「ハイボール」とよばれています
ウイスキーを手軽に爽快に楽しむことが出来るカクテルで 
香りがより華やかに立ち昇ります
呼ばれだした説はいろいろありますが それはご来店の時にでも
「ハイボール」この言葉を聞くと懐かしく思われるお客様も多いのではないでしょうか
「酎ハイ」はご存じのように焼酎のソーダ割り
元は焼酎ハイボールを略して呼ぶようになりました
「ハイボール」が本家なら「酎ハイ」は分家といったところでしょうか
「ハイボール」の中でも 日本の元祖的存在は「トリハイ」 トリスのソーダ割り
ウイスキーを楽しむ入口として またこの季節に相応しい一杯として
いかがでしょうか


ウイスキー事情

白州での研修を一部ご紹介します
5年前に比べればウイスキーの需要は92%
ただシングルモルトは右肩上がりに伸びています
特に最近は熟成による健康がうたわれています
 
まず白州の工場について軽く触れておきます
1973年にできた比較的新しい蒸溜所
南アルプス甲斐駒ケ岳のふもと ミネラル分のバランスのよい天然水に
恵まれた場所で広大な森の中にあります

ウイスキーと健康
①ウイスキーにもポリフェノールが
オーク樽の中で長期貯蔵熟成させるため オーク樽(木材)由来の
ポリフェノールがウイスキーに溶け込んでいる
②ウイスキーの香りでリラックス
香りには森林浴と同じような心身をリラックスした気分にさせてくれます
③ウイスキーにメラニン色素抑制成分が
長期間の熟成によりチロシナーゼ(メラニン色素成分を促進する酵素)の
働きを強く抑制する成分(リオニレシノール)が存在することが
確認されたそうです 女性には美白をもたらす可能性があります

工場内では木桶発酵の状態やポットスチル(蒸留釜)の中も見れました
またオーナーズカスクの商談場所でセミナーを特別開催して頂いたり
特別な貯蔵庫(酔っぱらいそうなほど気化したアルコールが充満してます)に
入らせていただきました
幻のウイスキー樽からスポイトで吸い取ったウイスキーには
感動を覚えました


ボウモアの来日セミナーに参加して

スコットランド西南 大西洋に浮かぶアイラ島は 幅40キロほどの小さな島
島の名Islayを島の人々はEye-lahと発音しています
日本でいわれるアイレイは いわばイングランドなまり
素晴らしいウイスキーとそのつくり手に敬意を表するならアイラと呼ぶのが礼儀
アザラシなどがいる自然の宝庫です
島の中腹に金色のパゴダを思わせる双塔のキルンがそびえています
それがボウモア蒸溜所 いまも昔ながらのフロア式モルティングを守っている
最も伝統的な蒸溜所 (フロア式モルティングはスコットランド全体で5カ所)
貯蔵庫の一部は海の下にあると言うから驚きです
現在12名働いていますが勤続年数の合計は250年
本当に誇りと情熱を持って働いていることが伝わってきます
ポットスチルは初溜・再溜あわせて4基 背が高くネックが太いのが特徴です
サンプルで飲ませて頂いた16年のシェリー樽仕込みのウイスキーが
印象的でした 発売予定はないそうなので残念ですが

アイラは北からピート臭が軽く南に行くほど重い
語弊はあると思いますが正露丸を溶かしたような香
でもはまると大変です 病みつきになり他のウイスキーがたよりなく感じるほどです
一度試してみてはいかがでしょうか


12年後が楽しみ

えっ!! そんな先の話をなぜ取り上げるのか
2月14日 日本ホテルバーメンズ協会阪神支部でサントリー山崎蒸留所に行きました
山崎蒸留所の説明を少ししておきましょう
1923年 壽屋(現サントリー)の創業者・鳥井信治郎は 山崎の地でモルトウイスキーの
蒸溜所建設に着手 国産ウイスキー誕生への第一歩が刻まれる
山崎は天王山系と男山丘陵のせまる地にあり 桂川・宇治川・木津川の三川が合流地点
起伏に富んだこの場所では水温の差によってしばしば霧が発生します
スコッチの故郷スコットランドによく似た湿潤な気候と 昔から知られる名水
山崎蒸溜所は ウイスキーづくりの理想郷として その歴史のページを開いた

一般の見学会とは少し違ったコースを見学 搾りたての麦汁なども味わいました
今回私の一番の楽しみは新しくなった蒸留機ポットスティル
前回とは様変わりしていました 初留釜・再留釜あわせて10基は個性がはっきりしました
ブレンダーが狙った味を今まで以上に出しやすくなるのではと思います
蒸留されたウイスキーは早くて12年後 山崎の味わいが大きく変わるかも

サントリー白州18年が近日発売
山崎18年がパワフルな男性的ウイスキーとすれば
白州18年はエレガントな女性的ウイスキーと言う感じでしょうか
白州の歴史から考えれば なぜ今頃18年がと思われる方もいらっしゃるかも
それはご来店時に

白州18年をご希望の方は取り寄せておきますので返信下さい
初夏の頃にBar 織田 山崎ツアーをさせて頂こうと企画してます


手前味噌ですが

1824年スコットランドで初めて政府の公認を受けたスコッチウイスキー
ザ・グレンリベット TheGlenlivet
一昨年からホテルバーメンズ協会HBAタイアップによるプロモーションが実施され
ボトルキープ・フェア部門(年間ベスト・セールス賞 月間ベスト・セールス賞)
ショット・フェア部門(年間ベスト・セールス賞)
HBA特別賞の4部門があり北海道から沖縄までのバーが対象で審査されます

先日2005年度の結果が発表になり なっ!なっ!なんと!
4月度の月間ベスト・セールス賞を頂くことになりました
そして月間セールス賞8店の中から選ばれ
来る4月9日から16日までスコットランド研修旅行に行かせて頂くことに
ここまで育てて頂きました皆様やご愛顧頂いております皆様には
本当に感謝しております

研修はシーバス・ブラザーズ社のプロフェッショナル向けの
プログラムに基づいたもので モルト製造現場の見学
蒸留所訪問などが盛り込まれてると言うことですので
しっかり勉強してきます

報告につきましては「Bar 織田 通信」で連載をさせて頂く予定です
なお私が研修旅行中もBar 織田は営業しております
1年半頑張ってくれている中河に任せます
何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが
何卒よろしくお願い申し上げます


スコッチより古いアイリッシュ

世界を代表するウイスキーと言えばスッコチウイスキー
しかし歴史はアイリッシュウイスキーの方が古い
文献によると1172年イギリスのヘンリー2世が
アイルランド遠征の際 土地の人々が麦を醗酵させてた
「ウスケボー(生命の水)」を飲んでいたと記述があります

銘柄は結構あるが蒸留所は3カ所だけ
北からオールドブッシュミルズ蒸留所 クーリー蒸留所
一番南にミドルトン蒸留所

アイリッシュウイスキーは大麦麦芽・未発芽の大麦・ライ麦
小麦などの原料から造られている
蒸留は大形の単式蒸留機を使って3回に渡って行われる
1970年代以降はとうもろこしを主体とするグレーン・スピリットを
ブレンドしたものが生まれ 軽やかな風味で輸出用の主流となっている

スコッチウイスキーと違ってピートの香りはつけないが
最近はピートの香りをつけたアイリッシュウイスキーが出始めている


ウイスキーの味わい

ザ・グレンリベット マスター・ディスティラー ジム・クライル氏のアロマ・チェックシートより

アロマとは
シングルモルト・ウイスキーの複雑な香りは 樽や原料のもつ香気成分や
蒸留・熟成などの製造過程から生まれ その豊かなアロマは心と体を
解き放ち 森林浴並みのリラックス効果があるとも言われている

ノージング (NOSING)
ストレートに鼻を近づけて感じる香り
口に含んで鼻に抜ける香り
時間の経過とともに変化する香り

ストレートも良いですが・・・
ウイスキーに少量の水を加え もう一度アロマを吸い込む
水を加えることで開いてくるアロマもあります

アロマ・チェック (AROMA CHECK)
嗅覚は個人の記憶と結びつき 無限の広がりがあるものですが
下記のキーワードをヒントに感じるアロマを表現してみましょう

フローラル (FLORAL)
ヘビー・ローズ・ゼラニウム・青草・ハーブ・ユーカリ・その他
フルーティー (FRUITY)
オレンジ・アプリコット・洋梨・ピーチ・マンゴー・パイナップル・その他
モルティ (MALTY)
麦芽・焼きたてのパン・マッシュポテト・温野菜・もみ殻・その他
ウッディ (WOODY)
シガー・オーク・ナッツ・はちみつ・バニラ・カカオ・その他
スパイシー (SPICY)
ペッパー・シナモン・リコリス・アニス・コリアンダー・ジンジャー・その他

身近な香りを自分なりに表現することが大切ですので
あくまで参考にして下さい


ジミー・ラッセル氏来日

ワイルドターキーの蒸留所責任者 ジミー・ラッセル氏が3回目の来日
今回は息子さん ターキーの樽熟成責任者 エディー・ラッセル氏と共に
バーボンウイスキーの始まりは18世紀後半 スコットランドやアイルランドの入植者が
ウイスキー造りのために現在のケンタッキー州に定着したことから始まる
なぜケンタッキー州バーボン郡でなくてはならなかったのか?
答えは3つ 広域の石灰岩層からライムストーンウォーターと呼ばれる良質の水が豊富に出る
原料コーンをはじめ穀物栽培が盛んであった そして樽を造る木材が豊富
当時は樽のまま出荷 バーボンドリンカー達は樽出し原酒バレルプルーフという最高のものを味わっていた
1855年オースティン・ニコルズ社が誕生 食品酒類の卸業を開始 後にワイルドターキーを生む
ブランドの誕生は1940年 当時の蒸留所オーナー トーマス・マッカシーが七面鳥ハンティングの
仲間に自慢のバーボンを振る舞い 懇願されるほど好評で次第にそのバーボンをワイルドターキーと
呼ぶようになった ワイルドターキーの特徴はコーンが少なめ ただ配分は企業秘密
ジミー・ラッセル氏は60年以上守り続けている自家培養のイーストで味わいが決まるという
それに対してエディー・ラッセル氏は原料と樽熟成で味わいが決まると 
今回43万樽を保有するワイルドターキーから14年物だけ100樽厳選されたウイスキーが誕生
日本限定6000本 即完売 マスターディスティラー セレクション14年
Barrel Proof in the bourbon in its finest from. Jimmy Russell,Master Distiller,Wild Turkey Distillery
「バレルプルーフこそバーボンを味わう最も自然な形だ
ワイルドターキー蒸留所責任者  ジミー・ラッセル」
メッセージの根底には父親と息子のコラボレーションを感じる

ジミー・ラッセル氏のテイスティング4ポイント
1.Color(色) 深い瑠璃色  2.Aroma(香り) カラメル・バニラ・オーク樽 味わいとの一貫性
3.Taste(味わい) 香りとの一貫性 生き生きとした味わい
4.Finish(後味) 長く続く余韻 心地よい甘み
以上をちょっと気にして飲んでみて下さい


ザ・グレンリベット 18年が快挙

この度ザ・グレンリベット 18年が第11回 ISC(International Spirits Challenge 
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2006においてトップの「トロフィー」を受賞
毎年 イギリスの酒類専門出版社「ウィリアム・リード」が主催で開催されるもので
各国のトップクラスの酒類メーカーが出品し 世界中の業界関係者から注目を集める
権威あるコンペティションです
スコッチウイスキー部門・スコッチ以外のウイスキー部門・ブランデー部門・ラム部門
ホワイトスピリッツ部門・リキュール部門から構成されています
ウイスキー部門については スコットランドをはじめ 世界のウイスキー蒸溜所のマスターブレンダー
チーフブレンダー マスターディスティラー計12人が全品を官能審査し 審査員全員一致の
合議制により賞を決定するという審査法をとっており いわゆるウイスキーづくりの
プロフェッショナルがその卓越した味覚と嗅覚で厳正に品質を評価するため
審査結果は大変関心を集めます
・コンペティション名 インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 2006 
・開催地 イギリス・ロンドン
・審査 2006年4月18日~20日
今年は約30カ国から600品近くが出品されたそうです
3日間にわたりブラインドテイスティングで味わいや香りを鑑定 評価のうえ
各賞が決定されました
そしてウイスキー・ブランデー・ラム・ホワイトスピリッツ・リキュールなどの部門を越えて
No.1の評価を得たスピリッツに与えられるのが「トロフィー」です


人気復活ウイスキーハイ

チューハイに飽きた方がウイスキーハイに流れているとか
ウイスキーハイと言ってもピンとこない方もいらっしゃると思いますが正統派の
ウイスキーカクテル “ハイボール”のことです 本来はウイスキー・アンド・ソーダ
チューハイという言葉は焼酎ハイボールが略されたものです
ウイスキーハイボールが本家ならば焼酎ハイボールは分家というところです
昔のハイボールはよく冷やしたソーダでウイスキーを割ったドリンクでしたが
時代の流れとともに最近は氷が入るようになりました
その本家を日本で構築したヒーローが日本のウイスキーの元祖的存在トリス
トリハイは第一次ウイスキーハイ時代を築いたとも言えるでしょう
わが国ではウイスキーのソーダ割りだけをいうように思われがちですが
もともと スピリッツベースにソーダだけでなく ジンジャー・エール トニック・ウォーター
コーラなどの炭酸系飲料 また水・各種ジュースなどで割ったドリンクもハイボールという
海外に行った場合はウイスキー・アンド・ソーダといった方が通じます
スコッチやバーボン 出来れば銘柄を指定するともっといいでしょう
ただし長期熟成させた酒よりも若い方が香りも華やかで美味しく感じます
料理に二級酒を使うような感じです
ハイボールの語源は色々ありますが ゴルフ用語のハイ・ボール(High Ball 高い球)
からきたという説や鉄道用語からきたという説が有名です
ウイスキーと縁の薄かった方がウイスキーハイを通じてウイスキーワールドの入口に
なればと期待したいものです


ラフロイグ セミナーレポート

12月8日 ロバート・ヒックス氏が来日 (元バランタインのマスターブレンダー)
LAPHROAIG ゲール語で「広い湾の美しい窪地」 名前の通り
アイラ島 大西洋の荒波が打ち寄せる広い湾の海辺の窪地に蒸留所がある
ゼロメートルの海岸線に貯蔵庫があり荒れ狂う季節には波しぶきが覆う
ヨードやクレゾールに例えられる強烈な香りと味わいが特徴
1812年 ドナルド・ジョンストンとアレキサンダー・ジョンストンの兄弟が
ウイスキー造り始める 1815年 ラフロイグを設立
1826年政府登録 その後兄弟に悲劇が襲う
初代オーナーのドナルドは設立から32年後 酒に酔ったのか発酵槽に転落し死亡
1921年ラフロイグ10年を発売 アメリカへも参入 しばらくしてアメリカは禁酒法の時代を迎える
しかしウイスキーの中で唯一ラフロイグだけが販売することができた
当時 アメリカの審査官が強烈な風味と味わいにウイスキーではないと判断
結果 薬として薬局で販売することが許させた
1947~1972年まで女性のベッシー氏が工場長を経て社長となり支える
1969年ラフロイグ15年 1994年ラフロイグ カスクストレングス 2003年に
ラフロイグ クオーターカスクを販売 大半の熟成用樽はバーボン樽を使用 蒸留釜は7器
何度も耳にする言葉 The Angel's Share 天使のわけまえ
年間2%蒸発していく ラフロイグでは7万樽を所有しているが1年で7800樽分が消える
ボトルにして9万本 10年で100万本がなくなっていく
また30年熟成させると樽の60%がなくなる 天使か悪魔か・・・
今回日本で発売になったラフロイグ クオーターカスク
クオーターカスクとは19世紀 密造酒の時代に馬の両方にぶら下げて運んでいた樽
通常のシェリーバット(480リットル)の1/4 127リットル
ウイスキーが樽面に接触する割合が3割多くなる
それによってクリーミーな香りとパワフルな味を得ることができる
ウイスキーの評論家 ジム・マリー氏はウイスキーブックで95点を付けている
ワールド スピリッツコンペティション2006でダブルゴールドメダルを受賞
英国チャールズ皇太子から王室御用達の特別配慮の受けている
Friend of Laphroaig 入会すると30cm四方の土地をレンタルできる企画もありますよ


世界のウイスキー通が絶賛する琥珀色の宝石

サントリーウイスキー「響」
ひっかけ技法による柄が微妙なあるセントになっている越前漉き和紙に
書家 荻野丹雪氏の揮毫になる墨跡鮮やかな筆文字「響」を掲げ
1989年4月1日 サントリー創業90周年を記念して誕生
日本独自の味わいを追求し続けた伝統技術の集大成 またウイスキー通の賞賛を
集めるプレミアムウイスキー 「響」には酒齢17年以上のモルト原酒を30数種ブレンドした17年
山崎ホワイトオーク樽を中心に酒齢21年以上のモルト原酒をブレンドした21年
酒齢30年以上のモルト原酒をブレンドした年間数千本しか作れない限定品30年
酒齢17年以上のモルト原酒を樽出しにちかく味わえる50.5度特別バージョンの4種類がある
響17年は2005年サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで金賞
響21年は2004年・2005年・2006年インターナショナル・スピリッツ・チャレンジで3年連続の金賞
響30年は2004年・2006年インターナショナル・スピリッツ・チャレンジで最高賞のトロフィーを獲得
響50.5は2005年ウイスキーマガジン誌主催コンペティションで金賞

現チーフブレンダーの輿水精一氏(何度かお会いさせて頂いてますが)は
「過不足なくバランスのとれた優等生をつくるのではおもしろくない
自分の軸をもって 何か一つ個性をもったウイスキーを創りだしていくこと
自分が飲んで旨いと心から思えるものを」と語っている
約100万樽もの豊富な原酒を保有するサントリー
響の誕生には日本産オーク材を用いた樽の存在を忘れることはできない
戦中戦後の時期 樽の輸入材が途絶えたため サントリーの当時の樽職人は
北海道産のミズナラ材で樽をつくりました
樽に寝かしてみると最初は泥臭い原酒しかできなかったそうですが
30年後にテイスティングしてみてビックリ 絶妙なウイスキーに変身
ミズナラ材がなければ響の誕生はなかったといっても過言ではない
響17年と21年のボトルは24面カット 1日24時間を
また陰暦で1年を区分24節気を象徴してデザインされている
24節気とは(立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨 立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑 立秋
処暑 白露 秋分 寒露 霜降 立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒) 
響30年は30面カットになっているので一度機会があれば確認して下さい


最高賞トロフィー

スコッチウイスキーの本場 イギリスで毎年開催される世界最高峰の酒類コンペジション
インターナショナルスピリッツチャレンジ2006では
世界のウイスキー蒸留所のマスターディステラー ブレンドマスターといった
ウイスキー作りのプロ達がブラインドティステングで味わいや香りを鑑定・評価し
審査員全員一致の合議制により賞が決定されます
この権威あるコンペティションにおいて
ザ・グレンリベット18年が2006年の最高賞トロフィーを受賞しました

2007年10月よりザ・グレンリベットではWEBサイトを通じ
ザ・グレンリベット愛飲家を組織した「ザ・グレンリベット ニサークラブ」を設立いたします
WEBサイト(www.theglenlivet.jp)にて会員登録を(費用無料)
・ザ・グレンリベット関連最新情報やプレゼント企画をメールで配信
・消費者向けイベントへの抽選でご招待
・会員サイト内にお気に入りのバーやアンバサダーについてのコメントを記入する
フォームを開設→ご記入いただいた方の中から「ザ・グレンリベットの故郷
(スコットランド)を巡る旅」へ抽選30名様をご優待(有料・2008年4月実施予定)

弊店のお客様には是非行っていただきたいです
「ザ・グレンリベット ニサークラブ」へ登録を


週に一度は基準を極める ザ・グレンリベット18年

まだ入社後間もなくワインのワの字も分からない時21年前 パレスホテル ソムリエ課の浅田 勝美氏
(現 日本ソムリエ協会名誉顧問)に恥じらいも知らずに
「どうしたらワインの味を覚えられるか?」と聞いたことがある 浅田さんは覚えていないかも・・・
「起床して2時間後 味覚が一番さえている その時に毎日味わっていきなさい」との内容だった
それから約3年1000日 当時グラスワイン用に使っていた白ワインを毎朝11時に味わった
ワインの新しい時も 抜栓して日にちがたってる時も 体調の悪い時も 休みの日も
私達が参加させて頂く試飲会や商品懇談会は自分の体調の良い時ばかりではないので
続けたことは私にとっての大きな武器になった

「好きなウイスキーは?」と聞かれると どれも美味しく感じてしまう私は困る
勿論その日の体調や気温 食べたものなどによって飲みたい銘柄は変わる
ただ続けていることがある
それはザ・グレンリベット18年を週に一度
モルトのストレートグラスにゆっくり注ぎ 優しく向こう側に倒す
そっと起こしてあげて香りと共に口の中へ
少しまわして改めて香りを楽しむ
そしてまた口の中へ
ほんの一時だが 柔らかくかつ芳醇な味わいを愉しむ

私の場合ザ・グレンリベット18年を基準として他のウイスキーを比べる
勿論その場で飲みくらべることが出来れば違いははっきりするが
そうもいかないので週に一度続けてるうちに いつしか習慣となった
何かの基準を持つこと それは自身の軸を築くこと
だから他のお酒もまた楽しめる

是非お好きな物への拘りと習慣を持ってはいかがでしょうか?


BOWMORE

最近アイラ島のウイスキーを楽しまれる方が増えている
人口3500人という小さな島だが8カ所の蒸留所が稼働していて年間800万リットルの
ウイスキーが作られている
世界中でも愛飲家が増え2001年と2006年を比べると120%の伸び
ボウモアだけをいうと1994年と2006年を比べると222%の伸びを示している
現在18名働いていますが勤続年数の合計は317年
働く人々が情熱を持って作ってる証と言えるだろう

今回はグレーン・ムーア(Glen Moore)氏 Bowmore Brand Directorと
デビット・パティソン(David Pattison)氏 Asia Regional Sales Managerが
来日 記念セミナーに参加させて頂いた
ピートによるスモーキーな香とピート層を潜ってきたラガン川の仕込み水により
特有のフレーバーとなる
瓶・ラベルが一新 伝統のアーチ型のラベルトップやイメージの白などを
拘り抜いたデザインで生まれ変わった
ラインナップも一部替わり15年ダーケストはSWSC(サンフランシスコ・ワールド・
スピリッツ・コンペティション)2007で最優秀金賞受賞
17年に替わってラインナップされた18年は
同コンペで最優秀金賞とBest in Showのダブル受賞に輝いた

New Spirit(ウイスキーの定義では3年以上の樽熟成が必要なので 出来たての
樽熟成させる前の透明なスピリッツ)68.7°は
荒々しい中にも貴賓を持ち合わせた味わいであった
気に入ったのは16年のシェリー樽熟成樽出し原酒限定品(世界で3000本のみ)
樽の購入に対してはスコットランド一お金をかけていると言うだけあり
芳醇な甘さが調和している

最後に飲ませて頂いた1957年(世界で861本のみ 日本市場価格25万円前後)は
想像とは違いすごくフルーティー
余韻も長くエレガント
飲ませて頂いたことに感謝感謝でした


オーナーズカスク わが北新地第2弾

9月23日北新地社交料飲協会会員30名を乗せたバスはサントリー山崎蒸留所に向かった
日頃私達が商品として扱うウイスキーとビールの製造過程を見学し
おいしいお酒を作るために高度な技術や 職人技が生かされ 労力が
費やされていることを学び よりお客様においしくお酒を味わって頂くかという勉強と
オーナーズカスク「わが北新地」を作るために 樽を購入するのが目的だった
山崎蒸留所の福士さんを5人のバーテンダーが囲い
樽原酒を飲みくらべ商談を開始する 私もメンバーに加わった
高価な物では1樽2000万円の物を含め9種
貴重なモルトは香り・ファーストインパクト・味わい・鼻に抜ける香り・後口・余韻と
どれをとっても個性豊かなモルトでした
私は1994年のやや淡い色合いのモルトを推薦
非常にバランスの良さと勢いを感じたからです
最終的には多数決に
結局1995年 シェリーバット スパニッシュオーク
容量約305l(約435本) かなり濃いめの茶褐色 アルコール約62%
香りの特徴はレーズンやバニラを感じさせてくれる
またウッディな香りもしっかり残っている
余韻はしっかり伸びる
私のお薦めの飲み方は一口目はストレートで
その後ロックグラスに移しごく少量のミネラルをたす

11月中旬に仕上がる予定です 入荷次第当店でも販売します
ボトルキープをご希望の方はご連絡下さい


サントリー オーナーズカスク 「わが北新地」

9月23日にサントリー山崎蒸留所に行きます
目的は2年前に北新地社交料飲協会で作ったオーナーズカスク「わが北新地」の
第二弾を選ぶためです
オーナーズカスクとはサントリー山崎・白州両蒸溜所が行っている企画で
サントリー山崎・白州両蒸溜所が貯蔵している数多くのカスクのなかから
経験豊かなブレンダーが色・香り・味わい・余韻などのすべてにおいて
自信をもってお薦めできるものだけを揃え
その中からお客様が選び樽ごと買い取るシステムです
カスクの容量は樽によって異なり 多いものでボトル約500本分
少ないものでも約100本分に相当する
前回は山崎蒸留所の15年物 約400本出来上がりました

蒸留所に行き まずはモルトづくりの多彩さと確かさを実感
樽のなかで磨かれたモルトはどれもが異なる個性をもつ世界でオンリーワンのものばかり
しかも ひとつのモルトとして熟成するまでに長い時間を必要とするため希少
カスクの数はごく僅か
さらに前回同様チーフブレンダー輿水精一氏の特別セレクトに期待してます

「響30年」が今年初めて開催されたWWAにおいて最高賞受賞
世界最高のブレンデッドウイスキーとなった
WWA「ワールド・ウイスキー・アワード」はイギリスのウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」主催により
2007年に始まったウイスキーだけを審査する世界コンテスト
ウイスキーだけの国際的なコンペティションは世界唯一といえ
その結果はウイスキー業界で注目を集めている

今のっているサントリーだけに 今から待ち遠しい一日になりそうです


ザ・グレンリベット&ブルイックラディ

10月24日ザ・グレンリベットのマスターディスティラー ジム・クライル氏が来日
今回はザ・グレンリベット愛飲家を組織した「ザ・グレンリベット コニサークラブ」(申込は下記参照)の
方々やアンバサダーの我々を招待してくれての特別なパーティー
ザ・グレンリベットの歴史などを学んだ後
マリネ風な料理やクリームで煮込んだ料理 ウイスキーは1964年のビンテージものまで
ソーダ割やロックスタイル またストレートとウイスキーの飲み方の拘りと
この企画の特別な料理の絶妙なハーモニーが抜群
また会場内をジム氏がゲストお一人お一人と直接のふれあい
素晴らしい晩餐会を楽しませて頂きました
スコッチウイスキーの第1号 ザ・グレンリベットを飲まずにウイスキーは語れません

10月22日ブルイックラディのマスターディスティラー ジム・マッキュワン氏が来日
ブルイックラディ蒸留所はスコットランドの最西 人口3852人というアイラ島にある
非常にスモーキーな味わいの産地として有名な地
そのアイラ島では少数派の穏やかなピートと共に感じられる
原酒本来の繊細な味わいが真髄
ノンピートから世界最強のピーティッドウイスキー また世界初の4回蒸留ウイスキーなど
12種類の原酒を生産している
アイラ島のウイスキーを楽しまれる方の入門編としては最適です


白州を語る

先日サントリー白州蒸留所工場長の前村 久氏が来阪
山崎蒸留所設立から50年 1973年南アルプス甲斐駒ケ岳の麓 雄峰を駆け下る
清冽な水が白い砂の扇状地をつくり生まれた白州の地に第二の蒸溜所が誕生
日本の名水100選に選ばれた尾白川でも知られる名水
スコットランドでも見直されかけているエール酵母を使用しての発酵
界でも稀な形の異なる多様な初溜釜・再溜釜を備え
直火で丁寧に蒸留 タイプの異なる多彩な香味のモルト原酒をつくり出す
また熟成に関して山崎蒸留所に比べ白州蒸留所は気温が低いので
小さな樽を用いて熟成させている
これによって樽の成分をしっかり取り入れる効果があるそうです
日本人の繊細な味覚にあうウイスキーを世に送り出している 

白州18年は2006年ISCで金賞受賞
2007年IWSCで金賞受賞

この度 白州25年が誕生 クリーミーでウッディーな原酒と
ピートを効かせたスモーキーな原酒 また果実味濃厚なシェリー樽原酒を
厳選 吟味しじっくりと後熟させたウイスキーです
数々のコンペで期待がもてそうです


報告

私事ですが先日 ザ・グレンリベット 2007 ベスト・アンバサダー・チャレンジの結果発表があり
全国多数参加の中から スーペリア・ブランド・アンバサダー(全国で13名の内の1人)に選ばれました
日頃 皆様に育てて頂いての結果です 本当にありがとうございます

ウイスキー飲み方の提案
ザ・グレンリベット&トニック
私なりにいろいろ試してみる中で皆様にも提案します
至って簡単 ザ・グレンリベットをシングル 氷を入れて冷やす トニックウォーターで割る
薄目のレモンスライスを1枚入れる 以上出来上がり 


グレンフィディック

グレンフィディック グローバル ブランド アンバサダーのルドー・ドゥークロー氏来日

皆様にも馴染みの多い三角瓶のウイスキー グレンフィディック
エルギンからA911号線を南に25㎞ ダラン川がフィディック川と合流するダフタウンにある
川の名でもあるフィディックはゲール語で鹿 グレンは谷
ラベルには鹿が描かれている 華やかでライトなウイスキーとして知られている

1887年ウイリアム・グラントが創業 75万個の石を奥様・息子7人・娘2人の手を借りて集め
371日で蒸留所を建設 さらに水の確保のために485万㌶を購入
蒸留機は初溜釜が4.6KL 再溜釜が9.1KLと手間も暇もかかる小さな直火型ポットスチル
樽は100%オーク樽 自前の職人が内側を焼き造り上げる
貯蔵・瓶詰まで全てを蒸留所内で行うためシャトーモルトとも呼ばれている

12年はシェリー樽15% バーボン樽85%

18年はシェリー樽20% バーボン樽80% 豊熟樽にモルトを合わせ3~6ヶ月さらに寝かす

シェリー樽は色が濃くスパイシー バーボン樽は色が薄くライトでスルーティー
新樽はタンニンが強く出るのでウイスキー熟成には適していないらしい
ソレラバット4万Lを造り常に味の均等を保っているのも特徴の一つである 


サントリー山崎

2004年9月から山崎蒸留所工場長を務められている宮本博義様が語る

仕込み水 ( )は水の硬度
白州 (30) スコットランド (40) ボルビック (60) 軟水
山崎 (94) スコットランド (100) 中程度の軟水
---------軟水と硬水の区切り (120)
ハイランドスプリング (177) 硬水
エビアン (291) ビッテル (307) コントレックス (1551) 非常な硬水
山崎と白州で個性の違うウイスキーが出来るのは水の硬度に関係する

一樽・一滴への思い・拘り サントリーが所有する樽は約100万樽
100種類以上(うち山崎で60種類以上を生産する)
熟成した樽を見分けていくには
6~10年物はロットで評価する 先の見込めない物はブレンドウイスキーや10~12年の
シングルモルトウイスキーに使用する
12年~は一つ一つの樽を評価していく 一部をシングルモルトウイスキーなどに使用する
17年~は超長熟物の見極め
18年~は個性の似た樽を併せて詰め替えさらに熟成させる

山崎蒸留所のここがポイント
・発酵槽は木桶槽とステンレス槽の2種類 半分以上が木桶
・蒸留釜(ポットステル)は6系統12基 加熱も直火式とスチーム加熱式がある
 36通りの原酒を生み出せる
・様々な材質 異なる大きさの樽で熟成させる
 スコットランドでは何かを一度詰めた樽を再利用する
 サントリーはアメリカのホワイトオークで新樽を作る またシェリー樽はシェリーを3年以上
 寝かした樽を使用 ちなみにマッカランは1年以上の樽を使用している
 さらに樹齢200年程の北海道産のミズナラ材を年間150~200樽作る
 独自の味わいで長期熟成することにより世界に類のない伽羅香が生まれる

伝統とは革新の連続
1981 白州蒸留所新設導入
1887・88 山崎大改修 ただし継続性を残すために蒸留釜の半分を残す
2003 ISCで山崎12年が金賞 改装後14年この賞が確信となり また突破口となる
2005 蒸留釜更新 残りの6基を入れ替える
2006 白州改装24年後 山崎に続き白州が受賞
世界が認めるウイスキーとなり アメリカ人の好む山崎18年は
クリスマスのギフトなどにも取り上げられ輸出量も増加をしている

12年以上のモルト原酒複数をヴァッティング 加水後に梅酒を貯蔵した樽に
約2年間熟成させた 山崎蒸留所 梅酒樽後熟シングルモルトウイスキーが登場
是非お試し下さい 私はハイボールがお薦めです


響30年 3年連続4回目の快挙

サントリーウイスキー「響30年」は イギリスで開催された酒類国際コンペティション
「第13回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2008」で
「ウイスキー オブ ザ ワールド」部門におけるカテゴリー最高賞「トロフィー」を受賞
2004年度 2006年度 2007年度に続く 3年連続4回目の快挙


ザ・グレンリベット2008

Chivas BrothersのDarren HOSIEが来阪 挨拶をさせていただきました

●国王をも虜にした禁断の味
1822年イギリス国王ジョージ4世がエジンバラを訪問した祭のエピソード
国王は密造酒と知りながら 傑出した味わいで既にスコットランド中で名声を高めていた
ジョージ・スミスのウイスキーを所望した
そしてもらした言葉は・・・ 「あー このミルクのように滑らかなウイスキー」

●1824年政府公認第1号
1824年 ジョージ・スミスのウイスキーは数多くの密造者のものとは別扱いされ
政府公認第1号となる そして以後大きな発展を遂げていく

●命とひきかえの蒸留所
公認となったグレンリベットの名と蒸留所を守るのは命がけであった
スマグラーたちはジョージ・スミスのウイスキーだけが発展することを妬み
彼の蒸留所を焼き払おうとした
ジョージ・スミスは2丁のピストルを身に付け守りぬいた

●2008年度のメダル受賞
SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)
・ザ・グレンリベット18年 → ダブル・ゴールド(最高賞金賞)
・ザ・グレンリベット ナデューラ → ゴールド(金賞)

ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)
・ザ・グレンリベット18年 → ゴールド
・ザ・グレンリベット25年 → ゴールド


バーンズ・ナイト

1月25日 スコットランドでは国民的詩人ロバート・バーンズの生誕を記念したバーンズ・ナイトが
行われます 食卓にはスコッチ・ウイスキーとスパイシーな肉料理ハギス
バーンズの詩を朗読する儀式が行われた後 ハギスにウイスキーをかけて
切り開き食すというものです

 ~ハギスに献る~
 「お前の心根と にこやかな笑顔に 神の恵みあれ
 腸詰一族の大首領よ!一族の面々の上にお前はどっかと収まっている
 胃袋や腸や内臓の上に お前は食前の祈りに値する立派な食べ物だ
 おれの腕の力のように いつまでも
 あわれな者よ!ハギスを知らないで ほかの物を旨いと言って食べている奴を見よ
 しなびた葦草のように 頼りないではないか
 奴の蚊の足みたいな脛は まるで鞭の紐みたい
 こぶしはちょうどクルミのよう 血なまぐさい戦場を駆けめぐるなど
 とても奴にはできないぞ
 それにひきかえ ハギスで育った田舎者を見よ
 ふるえる大地もそいつの足音で もっと鳴り響く
 その大きなこぶしに一刀を 持たせてみよ
 彼はそれを振りに振って風をお越し 敵の脚も腕も頭も叩ききるだろう
 まさにアザミの穂先のごとく」

1770年イングランドと併合までは異なる歴史を重ねたスコットランド
スコットランドはイギリスよりもフランスとの関係が深く 13世紀にはイギリスに対抗して
スコットランドとフランスは同盟国の関係にありました
16世紀にはスコットランドのメアリー女王がフランスの女王になって絆はさらに深まり
メアリーがスコットランドに帰って来たときにはフランスの影響をかなり強く受け
料理用語の中にはフランス語が残り伝えられたものもあります

ハギスはマトンの肉と内臓・玉葱・オートミールを混ぜ 塩・胡椒などの調味料を加え
羊の胃袋に入れて茹であげます 保存食として昔は使われていたそうです
ニープス(カブ)とタティース(ポテト)をそれぞれ湯がき裏ごししたものが付け合わせに出されます
ハギスという名はフランス語のHachis(刻んで混ぜる)に由来するという説があります

是非25日にはバーンズの詩を朗読してスコッチ・ウイスキーを飲んでみて下さい


AUCHENTOSHAN(オーヘントッシャン蒸留所) スコッチウイスキー

2月20日スコットランドもモリソン・ボウモア社からシニア・ブレンダーの
イアン・マッカラム氏が来日 モリソン・ボウモア社が所有する
ローランドモルトの名門オーヘントッシャンを学びました

オーヘントッシャン蒸留所はスコットランドのグラスゴーのはずれダンバートン地クにある
ゲール語でオーヒャドゥ・オッシン(野原の片隅)という意味
1823年から今のオーナーは6代目
ローランド地方の伝統製法を拘り続けて作り上げられている
仕込み水はハイランドの水 ハイランド地方の山から200kmをクライド川が水を運ぶ
ピート香の軽い麦芽を厳選 発酵には昔ながらの木桶発酵槽
3回蒸留で81.5度のニューポットを作り出し58~64%に加水して樽貯蔵
樽はアメリカンオーク(バニラ香を出す)とスパニッシュオーク(フルーティーさを追求)が
使用されきわめて爽やかな香りとスムースな味わいに仕上がる
蒸留所内のお客様を招く設備は10万ポンドかけて改装されたそうです

4種類テイスティングしましたがスリーウッドが魅力的でした
アメリカンオークバーボン樽に10年 スパニッシュオークシェリー樽に1年
ペドロヒネスシェリー樽に1年寝かしてフィニッシュ
深み・甘さ・複雑さが面白い

ハイセンスにリニューアルされた味わいとデザインは今まで以上に
幅広い年代のお客様に様々なスタイルで楽しんでもらえるようになったと思います


JURA (ジュラ蒸留所) スコッチウイスキー

2月25日スコットランドからマスターブレンダーが来日
ジュラ島はスコットランドの西岸 アイラ島のすぐ北の島
1502年にはウイスキーが作られていたという記録があります
バイキングの言葉で「鹿の島」を意味するジュラは南北38km 東西13km
人工189人に対し野生の赤鹿が5000頭も棲む
手つかずの自然が残るこの島には鋪装もされてない道路が1本あるだけ

200年の歴史を持つ蒸留所ではピートを炊き込んだ荒々しいウイスキーを
生産してきたが 20世紀に入りノンピートでクリーンなモルトが作られるようになった
現在では復活させたヘビーピートタイプと2種類が製造されている
高さが8mもある蒸留器は 雑味を取り除きクリーンでエレガントな
ウイスキー原酒を生み出す 勿論ヘビータイプでもクリーンさは失わない
決め手の樽熟成にも拘りがあり 10年にはファーストフィルバーボン樽を
使用し力強いバニラの香りをプラス 21年にはシェリー樽のみを使用
芳醇な香りとコク 滑らかな舌触りを作り出す
ずっと変わらない島の生活が他のシングルモルトとは全く別の個性を発揮する


祝 山崎誕生25周年

「世界に誇る 日本独自のウイスキーをつくりたい」 創業者 鳥井信治郎の挑戦
1923年山崎蒸留所創立 日本有数の名水の地 桂・宇治・木津の三川が合流する
霧がたちこめやすく湿潤な樽貯蔵においての理想的な場所
また日本人の舌にかなうウイスキーを造り出す為に
幾多の困難を克服した熱い志と開拓者精神が受け継がれて今に至る
1984年 初めての蒸留から60年 シングルモルト山崎が生まれる
当時のマスターブレンダー佐治敬三は「スコッチとは異なる日本的で上品なテイスト」と
期待し 自らラベルの筆をとった
特に山崎の崎には秘密が 山と奇で構成される文字だが 山に寿と書いた
サントリーの前進の社名 寿屋と めでたい意味を持つ寿を掛けたものだった
雅な香りがいつの時代も人々の心を潤しつづけるようにとの願いで
飽くことなく幾度も書き重ね 最終的には力強く しかも端正な文字を選んだ
国内だけでなく海外からの評価も高く権威あるコンペティションで数々の受賞の栄誉に
輝いている またニューヨーク・ロンドン・パリのBARでも愛飲者が増えている
是非 ラベルをしっかり見ながら景色を想像して味わって下さい


ROBERT HICKS ロバート・ヒック氏来日

4月23日ロバート・ヒック氏来日記念セミナーに参加しました
昔バランタインのマスターブレンダーで現在はラフロイグのグランドアンバサダー

ラフロイグ(人工約3400人・面積は淡路島のひとまわりほど大きいアイラ島にある蒸留所)
広い湾の美しい窪地という意味 歴史を少し紹介しますと
ラフロイグは1815年ドナルドとアレックスのジョンソン兄弟が創立
仲違いがありドナルドが生産をしていたが
1847年煮えたぎった発酵槽に転落 3日間苦しんで死んでしまう
1907年ピーター・マッキー(ラガブーリンの所有者)の嫌がらせに裁判を起こす
ラフロイグ勝訴
1933年アメリカ禁酒法の時代 薬として取り扱われる
ベッシー氏(科学者の女性)が6ヶ月の契約で管理をはじめるが
1938年スコッチウイスキー業界初の女性所長となり
1954年イヤン氏(オーナー)の死後 工場を担っていく 結局50年勤務
1944年ヒック氏が就任 カスクストレングス・クウォーターカスクを発売
チャールズ皇太子が15年ものを好み 王室御用達となる
2005年ビームグローバルに買収されるが ヒック氏は
グランドアンバサダーとして契約を交わし今に至る

味のポイント1
 初留釜と再留釜は普通ペア ラフロイグは初留釜3基 再留釜4基

味のポイント2
 蒸留は通常15~20分 ラフロイグは45分かけて真ん中のハートを抜き取っていく

味のポイント3
 バーボンウイスキー メーカーズマーク社の最良質カスクを使用

天使の分け前(自然に蒸発する量 年間2%)
 約30万リットル 約3万6000ケース
 スコットランド全体では1400万ケースが蒸発

ヒック氏の1日の品質管理の量
 ノーズテイスティング1200品 テイスティング30~40品
 ヒック氏から新しい味わい方を学びました 皆様にも楽しんで頂けると思います


ザ・グレンリベット フードペアリング

調和が生み出す 新しい香りと味わい
ザ・グレンリベット(スコッチウイスキー)のラインナップとフードのコラボをお試し下さい

ザ・グレンリベット12年
 全てのシングルモルトの原点となった完璧なバランス
 ・推奨のナッツ・ドライフルーツ・・・アーモンド(皮なし) アプリコット
 ・推奨のスパイス・・・コリアンダー
 ・推奨のチョコレート・・・ミルクチョコレート

ザ・グレンリベット15年フレンチオーク
 フレンチオークの新樽で仕上げた個性的な味わい
 ・推奨のナッツ・ドライフルーツ・・・ヘーゼルナッツ
 ・推奨のスパイス・・・シナモン
 ・推奨のチョコレート・・・ビター・スイート・ダークチョコレート(カカオ分50%まで)

ザ・グレンリベット ナデューラ
 カスクストレングスのナチュラルな味わい
 ・推奨のナッツ・ドライフルーツ・・・パイナップル(フリーズドライ または砂糖漬け)
 ・推奨のスパイス・・・砂糖漬けのジンジャー
 ・推奨のチョコレート・・・ホワイトチョコレート プラリネチョコレート

ザ・グレンリベット18年
 数々の国際的な品評会で表彰され続ける類稀な品質
 ・推奨のナッツ・ドライフルーツ・・・サンタナレーズン
 ・推奨のスパイス・・・クルミ
 ・推奨のチョコレート・・・オランジェット(砂糖漬けのオレンジをチョコでコーティング)

どうぞ参考にして下さい そしてさらにベストなコラボを発見されたら
是非教えて下さい


ワールド・ウイスキー・アワード(WWA) 日本のウイスキーが3年連続の快挙

 竹鶴21年ピュアモルト ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー受賞

 ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)とは
 ウイスキーマガジン発行元であるパラグラフパブリッシング社が
 2001年から2年に一度開催してきた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が発展し
 製造者及び所有元の明確なオフィシャルボトリングのみを対象とした
 100%ウイスキーだけのための唯一のコンペティション
 また各部門 たった一つだけしか選ばれない厳しいコンペティション

 審査は1月 WWA議長デイヴ・ブルーム氏と日本の専門家グループで
 国内の代表を選抜
 2月ロンドンにおいて各国から選抜されたウイスキーを
 世界を代表する45人の審査員が審査し選抜
 最終審査は4月 デイヴ・ブルーム氏を含む18名の審査員がロンドンで2週間かけて
 テイスティングを繰り返し各部門の最高峰を決定する

 ◎ワールド・ベスト・シングルモルトウイスキー部門
  ハイランド パーク 21年

 ◎ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー部門
  ハンキー バニスター 40年

 ◎ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー部門
  竹鶴21年ピュアモルト

 ◎ワールド・ベスト・アメリカンウイスキー部門
  トーマス H ハンディー ライ

 ◎ワールド・ベスト・グレーンウイスキー部門
  コンパスボックス ヘドニズム

 ◎ワールド・ベスト・ウイスキーリキュール部門
  ワイルドターキー アメリカンハニー

 ◎ワールド・ベスト・ニュースリリース部門
  ハイランド パーク 40年


サントリー白州工場へ研修2009

 見上げれば甲斐駒ヶ岳 山の神様がくれた水のふるさと 白州町
 1973年 日本のウイスキーづくり50年を機にサントリー第2の蒸留所として
 開設した 世界でも珍しい森の蒸留所

 拘りの木桶槽や多彩な形をした初留釜・再留釜がそれぞれ6基
 (ポットスチルにはストレートヘッド型 バルジ型 ランタンヘッド型の3種類がある)
 樽の内面に火入れする作業の実演
 熟成貯蔵庫などを見学させていただいた後セミナーがありました

 講師は白州蒸留所 品質担当マネージャーの一之瀬様
 テースティングは8種類 セミナーの内容から原酒の特徴を書き出します
 白州12年
 ・ホッグスヘッド樽原酒 (柑橘系で鼻通りが良い 柔らかで伸びのある味わい)
 ・スモーキー原酒 (綺麗で爽やかなスモーキー)
 ・シェリー樽原酒 (ふくらみのある芳醇な香り 甘酸っぱさがあり力強い)
 ・白州12年製品 (甘く柔らかなスモーキーに新緑の香り 爽快な果実香が漂う
  フルーティでこくがあり キレの良い味わい)
 山崎12年
 ・パンチョン樽原酒 (骨太な味わい ほのかに伸びる甘味)
 ・シェリー樽原酒 (華やかでフルーティな香り 甘い飲み口 苦味のある後口)
 ・ミズナラ樽原酒 (甘やかでほのかな香木の香り)
 ・山崎12年製品 (繊細で上品なテイストの日本を代表するシングルモルト
  甘いバニラ香と熟した果実香 幾重にも押し寄せる香味が特長)

 山崎・白州の原酒を飲み比べることが初めてだったので新たな発見が出来ました
 私は白州10年・12年は1日の飲み始めから早いうちにクラッシュアイスかソーダ割で
 山崎10年・12年は遅い時間にロックかトワイスアップで愉しみたいというのが結論です

 シングルモルトのバッティング(原酒を混ぜ合わす作業)では36種類前後が一気に大きなタンクに注がれ
 半分を製品に 残りの半分にまた原酒を注ぎ味を合わせ半分を製品に という繰り返しで
 行われているという話も聞きました

 今回は鳥井信吾副社長から特別に原酒2種と白州25年(ISC2008金賞受賞)を差し入れして頂きました
 酔っぱらってても 口の中で優しく広がり滑らかに喉を通る格別なウイスキーでした
 本当にありがとうございました


ハイボール2009

 ハイボール 日本ではウイスキーをソーダ水で満たしたものと言う認識がある
 ただ書物によるとジン・トニックなどのロング・ドリンクスもハイボールの一種と書いてあったり
 1930年代(アメリカ禁酒法時代)に流行したハイボールはレモンやビター
 グレナデンシロップを混ぜ合わせて飲んだと書いてある

 最初の炭酸水製造に成功したのは1796年のイギリスの科学者 ジョセフ・プリーストリーである
 彼は自然発生する沸騰を模倣することで 健康に役に立つと考えていたという
 現在では炭酸水は炭酸ガスを加圧して作られている

 ハイボールの語源 いろいろ諸説はありますが2つ紹介します
 イギリス説 ゴルフ場で当時では珍しいウイスキーのソーダ割りを飲んでいた
 そこへよほど高い球を打ったのかボールが飛び込んできた それを見てハイボールと名付けた

 アメリカ説
 大陸横断鉄道にはボール信号というのが一般的に使用されていた
 電気が通ってないので当時は両手で抱えるほどのボールを旗のように上げ下げすることで
 信号の役目を果たしていた 上がっていればGo
 駅員が隣の駅のボール信号を望遠鏡で確認すると急にボール信号が上がった
 慌てた駅員はそれまで飲んでいたウイスキーにチェーサーのソーダを入れて飲み干し駅に向かった
 それからハイボールと呼んだ

 旨いハイボール
 ウイスキーはお好みの銘柄を (私は堅めの味わいの銘柄をよく飲みます)
 グラスに氷を入れウイスキーを注ぐ point1 あまりウイスキーを冷やしすぎない
 ソーダ水を入れる point2 ソーダははじけるからソーダである
 瓶を逆さに一気に注ぐ 荒っぽいかも知れませんが味わいは格別
 割合も好みですがウイスキー1に対してソーダ水3前後
 単純なカクテルほど難しいもの 一度お試しください


THE BALVENIE

 11月26日 デイヴィッド・メリー氏(バルヴェニー蒸留所 初代ブランド・アンバサダー)が来日
 ウイスキー市場は過去5年で2割増 10年間で1.7倍
 バルヴェニーの主な市場はアメリカ イギリス 台湾 日本ではシングルモルト部門で17位
 ウイリアム・グラント氏がグランフィディック蒸留所を開設して5年後の1892年
 事業拡大のために同じ敷地内に設立
 蒸留所名は近くに立つ13世紀の城(廃城) バルヴェニー城から取った
 水源はコンヴァル丘陵の数十の泉から引かれている
 グランフィディックのロビーデューの泉に比べて少し硬度が高く 異なった酒質を生み出している
 麦芽の一部にいまも伝統的なフロアモルティングを採用 ライトピーテッド麦芽を使用している
 初留釜 再留釜共にバルヴェニーポール型と呼ばれる独特な蒸留釜
 蒸気による間接加熱方式で しかも流出速度を抑えているので
 豊かな甘さとヘヴィーさを持ち合わせたモルトウイスキーをつくり出している
 貯蔵樽はバーボン樽が中心 シェリー・ポートなどの空き樽も一部使用
 樽製造から蒸留釜製造・修理まで全て自社でやってしまう拘りが魅力的な蒸留所です


THE GLENLIVET (1)

 BRAND STORY (http://www.theglenlivet.jp/index.html)
 シングルモルトウイスキーの父 1824年 政府公認の第1号
 日本の販売量はマッカランに次ぐ2位 2009年需要増に伴い設備の増設をしたTHE GLENLIVETの
 良さを皆様にお伝えしていきたいと思っております

 すべてのシングルモルトの父
 創業者ジョージ・スミスの造るウイスキーの品質の高さは ウイスキー造りが違法であった時代から
 既に英国中で評判になっていました
 1824年 ジョージ・スミスの蒸留所は 政府公認第一号の蒸留所となり その後多くの蒸留所が
 グレンリベットの名声にあやかろうと グレンリベットを名乗ったり そのスタイルを模倣したりするなどしました
 そこで1884年裁判においてグレンリベットの高い品質が公認され ジョージ・スミスのグレンリベットだけが
 定冠詞「THE」をつけてTHE GLENLIVETと名乗ることが認められました

 模倣者(今確認できるだけで25に達する)
 アベラワー オルトモーア ベンリアック ベンローマック コールバーン クレイゲラキ ダルユーイン
 ダフタウン グレンバーギ グレンドロナック グレンダラン グレンエルギン グレングラント グレンアイラ
 グレンキース グレンロッシー グレンマレイ グレンロセス ロングモーン マッカラン ミルトンダフ
 モートラック ストラスアイラ トマーチン トミントゥール
 蒸留所名の後に「・グレンリベット」と付けて当時名乗っていた
 (続く)


THE GLENLIVET (2)

 リベット溪谷の清涼な空気
 ゲール語で「静かな谷」を意味するグレンリベットとは 本来「リベットの谷」という地域全体を
 示しています 1834年に谷から追放されるまで この地には200を超える「スマグラー」と
 呼ばれる密造者たちが集まっていました
 リベットの谷が最高である理由は二つ 人里から奥深く離れた場所であったため
 高額な税金徴収(役人の目)を逃れ 時間をかけたウイスキー造りに専念できたこと
 もう一つが ウイスキー造りのための良質な材料が全て入手できる
 地理的に便利で格好のエリアであったことである
 現在では この地域は「スペイサイド」と呼ばれ 最高級の品質と世界中で最も
 愛飲されているモルトウイスキーの産地として名声を博しています
 ザ・グレンリベット蒸留所は標高900フィート(約270メートル)以上のこの山深い地域に位置し
 年間を通して一定の気温と湿度が保たれ ミネラル分に富んだ湧水と豊富なピートに恵まれた
 ウイスキー造りに欠かせない自然環境を備えています
 (続く)

THE GLENLIVET (3)

 蒸留器の形の違いが生む個性
 他と一線を画すクオリティーの違い ザ・グレンリベットのポット・スチル(蒸留器)は胴体とパイプ部分に
 くびれがあるランタン型 更に特殊な形状としてネックが細長く 釜の幅が広い
 ネックが細長い構造は 雑味を持った比重の重いスピリッツの蒸気はポット・スチルの最上部まで
 上昇することができず釜に戻る 必然的にアルコールと香味成分の分解が進み
 ピュアかつエレガントなウイスキー スイートでリッチなフレーバーを生み出す
 (続く)

THE GLENLIVET (4)

 理想的な熟成の地
 この上ない理想的な立地での熟成が ザ・グレンリベットの傑出したウイスキーを育てる
 スペイサイド地域でも海抜の高い 標高900フィート(約270メートル)以上の
 山深い地域に位置し 気温と湿度が年間を通して変化が少ない
 それによって熟成のプロセスは理想的に
 ゆっくりと徐々に進んでいく
 (続く)

THE GLENLIVET (5)

 最低12年の樽熟成
 原酒の熟成には様々なタイプのオーク樽を使用
 ザ・グレンリベット蒸留所の特徴はシェリー樽の使用比率が低く バーボン樽の使用比率が高い
 驚くばかりの傑出した甘さとフルーティーなアロマを持ち合わせている原酒を損なわないよう
 風味や色のつきやすいシェリー樽の使用量を抑えている
 もうひとつの特徴としては フランスのリムザン・オーク樽を使用すること
 少しずつゆっくりと焦ることなく樽材の持つ香気成分や風味を 原酒が抽出するまで待ち
 エレガントで繊細な味わいのウイスキーが生まれます

北新地ハイボール動き出す 2010年5月

 昨年 小雪のCMで評判となったサントリー角ハイボール
 実際 ハイボールをご注文されるお客様はかなり増えましたが
 弊店では角を扱っておらず お客様のご希望の銘柄を
 ソーダで割ってお出しさせて頂いてました

 6月9日に北新地社交料飲協会総会では「セミナー・北新地ハイボールの競演」と
 題してサントリー・アサヒ・キリン各社にセミナーを行って頂きます
 また翌日にはサントリーの輿水様による 山崎を使った北新地ハイボールの
 セミナーが我々業界向けに行われます

 Barは勿論ですが クラブやラウンジでもハイボールをお楽しみになってはいかがでしょうか
 「一緒に過ごす時間」を大切に・・・

北新地ハイボール2010年

 6月9日 北新地社交料飲協会総会があり 第二部にハイボールの競演として
 各社にセミナーをして頂きました まとめて頂いたレポートを紹介します

 サントリービア&スピリッツ(株)大阪支社 大阪北支店 岡田浩幸支店長
 現在のハイボールブームの火付け役となったサントリー“角”
 小雪のCMが人気を呼び今まであまりウイスキーを飲まなかった若い層中心に
 ハイボールが広がり ウイスキー需要が伸びています
 各店でのメニュー化も全国約8万軒にも広まったと言う事です
 ハイボールは 一般的にウイスキーのソーダ割りのことで 名前の由来については
 諸説ありますが よく知られているのが イギリスのゴルフ場で ウイスキーをソーダ割りで飲んだ後
 打った球が高く上がったことからや 大陸横断鉄道の信号機にボールが取り付けられ
 それが上下運動する様から由来する説が有名
 サントリーは角ハイボールのジョッキ飲みを提唱しましたが これは大阪が発祥
 その発案者が 当協会でもお世話になっていますサントリービア&スピリッツ株式会社
 大阪北支店山下隆仁氏です
 サントリーでは「北新地×山崎」ハイボールキャンペーンを実施
 山崎で作るハイボールを訴求していきます

 アサヒビール株式会社 マーケティング本部 村井栄副部長
 現在 日本のウイスキーが世界でも大変評価されるようになってきました
 日本のウイスキーの原点は 一人はサントリーの創始者鳥井信治郎氏で
 もう一人は鳥井氏の援助を受けて ウイスキーの製造技術を学ぶ為にスコットランドへ留学した
 ニッカウイスキー創始者竹鶴政孝氏です そして鳥井氏と竹鶴氏はウイスキー工場を山崎に作り
 国産ウイスキーが産声をあげました その後竹鶴氏は余市に工場を作り
 その竹鶴氏を支えた妻リタさんともに日本のウイスキーの礎を築きました
 その鳥井・竹鶴氏のウイスキー作りにかける情熱を受け継ぎ 日本のウイスキーは今や
 世界レベルに発展し 世界5大ウイスキーの産地として認められるに至っています
 世界的にも有名なコンペティションでも ニッカウヰスキーとして竹鶴・余市が最高の賞を受賞しています
 この世界レベルの日本のウイスキーに誇りと自信を持って お客様にハイボールを始め
 美味しい飲み方を薦めてください

 キリンビール株式会社 大阪中央支店 佐野竜三支店長
 キリンディアジオ株式会社 営業部 吉田直珠アカウントマネジャー
 キリンビールでは このハイボールブームに乗じて 一つは家庭向商品として
 「世界のハイボール」を発売 ハイボールを新しいイメージとして捕らえ 今までお酒を飲まなかった人に
 向けての訴求を仕掛けています
 また ジョニーウォーカーブラックラベル12年をハイボールで飲む
 「JOHN BALL」(ジョンボール)を展開中です
 ジョニ黒で親しんできた人には 懐かしさを また知らなかった人には
 スタイリッシュで馴染みやすいネーミングの印象を与えています
 北新地でお店を構える方からも スキッとした飲みやすいメニューとして好評との
 声が寄せられていることが報告されました

THE GLENLIVET (6)

 ザ・グレンリベット12年
 全てのシングルモルトの原点 ウイスキーの造り手からも手本として
 愛されてきた完璧なまでにバランスの取れたシングルモルト・ウイスキー
 バーボン樽を100%使用
 香り・・・トロピカルフルーツや花の香り 夏の草原を思わせる香りがエレガントに調和
 味わい・・・ザ・グレンリベット特有のバニラ はちみつの甘さを伴う 芳醇でソフトな風味
 フィニッシュ・・・柔らかく滑らかな余韻

THE GLENLIVET (7)

 ザ・グレンリベット ナデューラ
 ナデューラはゲール語で「ナチュラル」の意味
 100%ファーストフィルのバーボン樽で16年熟成
 ノン・チルフィルタリング カスク・ストレングスでボトリング
 本来のフレーバー全てを余すことのない極めてナチュラルで豊かな味わい
 香り・・・フレッシュな夏の花々の香りに香ばしいオークと甘いスパイスのアロマ
 味わい・・・フルーツやはちみつ 花々の柔らかな甘さを持つスムースでシルキーな味わい
 フィニッシュ・・・ジンジャー ヘーゼルナッツ ドライなオーク香がバランスよく調和 長い余韻
 加水すると若干白濁します

THE GLENLIVET (8)

 ザ・グレンリベット 18年
 最も権力のあるIWSCやISCをはじめ 数々の国際的な
 品評会で表彰され続ける品質は世界中で名声を博す
 香り・・・凝縮されたフルーツと花の甘美な香りが調和し完熟した洋梨の香りが漂う
 味わい・・・軽いオーク香をベースに ファッジやスパイス オレンジの風味が絶妙に融け合う
 フィニッシュ・・・トーストとバニラの香りの繊細なバランスの余韻
 蒸留所代表のジム・クライル氏が一番好んでいるウイスキーです

山崎シェリーカスク2010

 サントリー 山崎コレクションは山崎を構成する主な4つの樽の原酒を
 それぞれヴァッティング・ボトリングしたコレクションです
 2009年2月第1弾 山崎シェリーカスクの発売に始まり
 2009年10月第2弾 山崎パンチョン 2010年2月第3弾 山崎バーボンバレル
 2010年9月最終章 山崎ミズナラ で完結されます

 山崎シェリーカスク・・・スパニッシュオークでつくられる480リットルの長い樽
 甘く濃厚な熟成感が特徴
 山崎パンチョン ・・・ホワイトオークの新材から自社で製樽する480リットルの大樽
 長期熟成に向きなめらかな味わいが特徴
 山崎バーボンバレル・・・ホワイトオークでつくられる180リットルの小さな樽
 比較的熟成が早く甘いバニラ香が特徴
 山崎ミズナラ ・・・日本オリジナルのミズナラから自社で製樽する480リットルの樽
 他にはないオリエンタルな香味が特徴

 山崎シェリーカスク2010は第1弾完売後 要望が多く再度限定で発売される
 より詳しく説明すると スパニッシュオークと呼ばれるコモンオークを樽材とし
 オロロソを3年熟成したシェリー樽で熟成した 山崎モルトの神髄を伝える逸品

 スパニッシュオークならではの 凝縮された果実香 調和のとれた甘み・酸味に加え
 ほろ苦さが感じられ 心地よく余韻が伸びます
 サントリー テイスティング・ノート
 色・・・茶褐色 香り・・・レーズン・チョコレート・アーモンド
 味・・・甘酸っぱい ビターチョコレート
 後味・・・甘酸っぱさ ほろ苦さ 心地よく伸びる
 数に限りがありますが 是非一度ご賞味下さいませ

日本初来日 バランタイン Step.5 MASTER BLENDER

 第5代 マスターブレンダー サンディ・ ヒスロップ氏が来日
 Ballantine's バランタインはブレンドスコッチウイスキーで
 世界では2位 ヨーロッパでは1位の販売量
 どれくらい売れているかというと2秒毎に1本売れている

 1827年 ジョージ・バランタインがエジンバラで食料品店を開く 弱冠19歳
 1831年 2店舗目開業
 1853年 ウイスキー商として確固たる地位を築く
 1860年 グラスゴーにも店舗を展開
 1895年 ビクトリア女王の王室御用達となる
 1910年 バランタイン ファイネスト発売
 1930年 17年と30年を同時発売 この時代のプレミアム商品
 1938年 スコットランド紋章院より 紋章を受ける 高いクオリティーが認められる

 マスターブレンダー 初代 ジョージ・バランタイン 2代 ジョージ・ロバートソン
 3代 ジャック・カウティー 4代 ロバート・ヒック 5代 サンディ ・ヒスロップ 長い歴史の中で
 たった5人のマスターブレンダーしかいない
 1965年生まれのサンディ ・ヒスロップ氏は入社して27年間で全ての部署をまわり
 2005年マスターブレンダーに就任 仕事は3日間で1000種類の樽をチェックする

 「マスターブレンダーとして重要な責務は時代が変わっても同じものを作り続けること」
 という バランタインのスタイルである エレガントでバランスがとれていて
 ソフト ごくごくわずかなスモーキーを守り続けている
 中心になるモルトは Glenburgieグレンバギー そしてMiltonduffミルトンダフ
 ハイランド スペイサイド アイラの各地域のモルトも使用される
 スタンダードウイスキーはモルト3に対してグレーン7
 それに比べてモルトの比率が多いのが品質の高さに繋がっている

 サンディ・ ヒスロップ氏が晩酌に飲む方法はウイスキー2対水1
 時期に応じて氷を入れたり入れなかったりするそうです
 9月新デザインになったバランタイン17年 ブレンドの魅力をお楽しみ下さい

THE GLENLIVET (9)

 ザ・グレンリベット アーカイブ21年
 バーボン樽 シェリー樽 ホグスヘッドなどの異なる樽での熟成による
 バランスの良い深く複雑な味わい
 香り・・・ドライフルーツ ナッツ スパイス香に オークや針葉樹 ほのかなユーカリの香りが調和
 時間の経過と共にフレッシュな柑橘類やオレンジピールへと変化していく
 味わい・・・滑らかで甘美なシロップのような味わい シナモンやスパイシーフレーバーが
 やがてレーズンケーキやダークチョコレートに発展
 フィニッシュ・・・暖かみのある ナッツの豊かな風味や リコリスの力強い香りが
 長い余韻となって続く

ボトラーズ・ウイスキー

 瓶詰め業者が販売するウイスキーをボトラーズ・ウイスキーと言います
 蒸留所から原酒を樽ごと買い 瓶詰めして販売する業者です
 基本的には自社でウイスキーを製造することはありません
 いろいろな企画商品やラベルでウイスキー好きを魅了しています
 私も間違いなくその一人です
 オフィシャル(蒸留所元詰め)との味わいの違いは オフィシャルは自社で生産した多くの樽を
 ヴァッティングして味を調え 低温濾過し 加水をして製品化するのに対して ボトラーズは限定した樽を
 濾過無し カラメルで色を付けることなく 自然のままの味わいが楽しめる物が多い
 スコットランドの蒸留所で 樽からスポイドで汲み上げたウイスキーをそのまま味わう事ができる
 ただ濾過無しの場合は加水すると白濁します また澱などが混じることもあります

ハイボール・ブームの現状

 日本ホテルバーメンズ協会(H.B.A.)2011.3月号より
 2008年秋頃からはじまったハイボール・ブーム
 H.B.A.会員ホテル26社のアンケート結果を報告します

 ・ハイボールをオーダーする客層
 20代12.8% 30代23.6% 40代27.6% 50代21.7% 60代以上14.3%
 ホテルバーでは40代を核に30代50代がまんべんなくハイボールをオーダー
 幅広い年齢層に人気があることがわかる

 ・ハイボールのベースとして人気のウイスキー
 ジャパニーズ27.4% スコッチ・ブレンド25.7% スコッチ・モルト20.2% バーボン20.0% アイリッシュ6.7%
 ジャパニーズ・ウイスキーとスコッチのブレンドが双璧をなしている
 ジャパニーズは地域に関係なくオーダーの上位に入っている

 ・ハイボールのベースウイスキー 人気ベスト6
 1位 山崎 2位 I.W.ハーパー 3位 響 4位 シーバス・リーガル 5位 ラフロイグ 6位 角
 ジャパニーズ・ウイスキーの銘柄が突出しているが 全体をみると
 さまざまな銘柄が上がっている

やったー! 日本のウイスキーが快挙 2011

 300を超える候補の中から世界最高峰のウイスキーを決定するWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)
 今年はカナダ フランス インド アイルランド 日本 スコットランド 南アフリカ スウェーデン
 アメリカ ウェールズがらエントリー
 世界各国のウイスキー専門家らによって構成された審査員団が世界一のウイスキーを決定
 その結果 世界最高の栄誉を日本のウイスキーが6部門中 3部門受賞

 ワールドベスト・ブレンデッドウイスキー
 響21年(サントリー) 2年連続
 
 ワールドベスト・シングルモルトウイスキー
 山崎1984(サントリー) 初受賞

 ワールドベスト・ブレンデッドモルトウイスキー
 竹鶴21年(アサヒビール) 史上初3年連続 4回目

 審査員長デイヴ・ブルームは「今大会は目を見張るようなウイスキーに特色づけられ
 優れたものとより優れたものの差をつけることに大変な努力を要した
 受賞者が真の世界一のウイスキーであることは厳しい審査基準が裏付けていることをもって
 勝者へのお祝いの言葉としたい」とコメント (ウイスキーマガジン・ジャパンから抜粋)
 本当におめでとうございました

シングルモルトのロールスロイス

 ハロッズのウイスキー読本で讃えられたザ・マッカラン
 エルギンから南へ約20キロ 941号線がクレイゲラヒー村に入ってしばらくすると
 英国一の急流で知られるスペイ川は浅瀬になります 岸辺の鉄道跡地が
 緑の遊歩道となる村の対岸の木立の中にザ・マッカラン蒸溜所がある
 1824年にハイランドで2番目に蒸溜ライセンスのを取得し
 合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した名門の中の名門です
 ザ・マッカラン蒸溜所のイースターエルキーハウスは1700年 ジョン・グラント大佐によって建てられ
 1857年には建物が修繕拡張され 1978年からは修復が着々と進められました

 シェリーオークシリーズ
 The MACALLAN 12 ザ・マッカラン 12年
 すぐれたウイスキーづくりの地として名高いスペイサイド地方で最小の蒸溜器を使用
 ザ・マッカランで使うシェリーオーク樽は自らがつくった樽をシェリーメーカーに貸し出し
 シェリーが熟成したあとの樽を ザ・マッカランの熟成のために使用
 無着色に徹底してこだわり続ける シェリー樽からにじみ出る 赤みの強い琥珀色
 濃厚なドライフルーツとシェリーの味わいの12年は もっともスタンダードなザ・マッカラン

 The MACALLAN 18 ザ・マッカラン 18年
 世界中で高い評価を受けるザ・マッカランの象徴
 リッチなドライフルーツにスパイス オレンジとウッドスモークなテーストを愉しめる
 ファインオークシリーズ
 The MACALLAN F.O.12 ザ・マッカラン ファインオーク 12年
 ヨーロピアンオークのシェリー樽原酒 アメリカンオークのシェリー樽原酒
 バーボン樽原酒の3つの異なる原酒を絶妙なバランスでバッティングした
 ユニークな新シリーズ 複雑かつ軽やかな味わいが特徴

 私はザ・マッカラン ファインオーク 12年をソーダ割で The MACALLAN 12 ザ・マッカラン 12年を
 ロックで ザ・マッカラン 18年は姿勢を正してストレートで愉しみたい

シングルモルトはシングルじゃない!

 2011年9月5日 このテーマでサントリーの2001年~白州蒸留所工場長
 2004年~山崎蒸留所工場長そして現在2010年~ウイスキー部 品質担当ジェネラルマネジャーを
 されている宮本博義氏のセミナーに参加させて頂きました

 THE MACALLAN FINE OAK ザ・マッカラン ファイン オーク
 サントリー社が25%の株を保有しているザ・マッカラン蒸留所 今までのタイプとは違う
 ファイン オーク シリーズ 1~8月は日本で前年の4倍 世界でも前年の115%と伸びている
 ファイン オーク シリーズはアメリカの免税店で別名で発売したところ
 ヒットしシリーズ化された商品になった

 マッカラン蒸留所の拘り それは小さい蒸留釜 そして樽
 小さい蒸留釜は雑味を含みやすい ただマッカランの場合は贅沢にも
 THE FINEST CUT 蒸留したスピリッツ全体の16%しかニューポット(樽で寝かす前の原酒)として
 使用しない マッカランと山崎のニューポットを比較すると
 マッカランはフローラルでオイリー 山崎はフルーティーでさらっとした感じがする
 どちらのニューポットも出来は素晴らしい そのまま製品として出して欲しいくらい
 そんなニューポットもマッカランでは30%の出来 後の70%は樽で美味しくなる自信を持っている
 メインの樽は北部スペインのオーク原木をシェリーの本場ヘレスに運び
 4年間 天然乾燥をして材の強さを引き出し 樽を組み立て内側に火を入れる
 その際 樽のトーストの仕方 時間 火の強さも全てマッカランが指示を出す
 その後2年間 オロロソタイプのシェリーを寝かす
 6年かけて造ったEuropean Oak Sherry
 ファイン オーク シリーズにはその他に アメリカのミシシッピー川東側のオークを
 スペインで樽加工した 柑橘系の味わいが特徴のAmerican Oak Sherry
 一度寝かせたバーボンウイスキーの空き樽 バニラ系でフルーティーな味わいが特徴の
 American Oak Bourbonで熟成させたウイスキーを混ぜ合わせる
 シングルモルトウイスキーは 蒸留所内でバッティング(違う樽の原酒を合わせること)して
 味を調え 加水して製品化されるが 宮本氏の「シングルモルトはシングルじゃない!」とは
 3つの違うタイプの樽で造ったウイスキーを混ぜ合わすことを言っている

 ファイン オーク シリーズの飲み方としてはハイボールがお薦め
 味わいが崩れない 出来上がったハイボールにアトマイザーで霧を吹くと
 さらにウイスキーの香りが広がる

マイウイスキーづくり

 2011年9月18・19日一泊二日 北海道余市にあるニッカウヰスキー余市工場で
 マイウイスキーづくりの体験をしてきました
 8時30分伊丹空港から千歳空港へ JRに乗り小樽で乗り換え余市駅へ
 着いたのは13時過ぎ 工場手前の食堂で絶品なウニ丼で腹ごしらえ
 小雨が降る中 工場に入ると事務所棟ホールに通されオリエンテーション
 つなぎの作業服 ヘルメット 作業靴に着替え工場内へ
 余市工場は4回目 ただ今回はいきなり関係者以外立ち入り禁止の場所へ
 キルン塔では実際にピートを焚き 2階に上がると下からの煙が充満
 フロアモルティングのデモンストレーション 作業着が一瞬にして炭臭い
 粉砕室 糖化室 発酵タンク室を見て回った後蒸留作業
 直火焚きの蒸留器に石炭を入れる スコップで奥を目掛けてほりこむが
 近づくとかなりの高温で顔は熱いを通り越して痛い
 もう一度糖化室に戻り 糖化釜清掃体験
 糖化釜に残った麦芽のかすをドライヤー(水切りモップ)で掻き集め流し口へ
 釜の中は眼鏡がすぐに曇るほどの湿気 麦芽のかすは意外と重く重労働
 1日目の作業は終了 着替えを済ませゲストルームへ
 原酒のテイステイング その後工場内に移された竹鶴さんの邸宅を見学
 晩年には和室の押し入れにトイレを設置 意外とずぼらだったのかも
 再びゲストルームに戻り 杉本工場長や小原さん 今回マイウイスキーづくり
 参加された方20名で懇親会を兼ねた会食
 静まりかえった工場を出たのは20時 小樽まで送迎して頂きホテルへ

 2日目は8時ホテルを工場へ
 作業着に着替え樽づくり体験 樽の内側を焼く工程を見た後 ハンマーとビスを持ち
 蒲の葉をオーク材の隙間に埋めていくパッキングを行う
 出来上がった樽は1週間水をはり水漏れをチェックするらしい
 次に樽詰め作業 ニューポット(熟成させる前の透明な原酒)を試飲
 非常に美味しい このまま持って帰りたいぐらいだ
 樽はアメリカンオークの新樽300L 樽番号415210
 参加者全員が鏡にサインをしてその中に勢いよくニューポットが詰められる
 栓をして 樽を転がしながら200メートル離れた貯蔵庫へ
 静かな眠りに入る樽 10年後が待ち遠しい
 以上で作業終了
 本来JRで帰るところバスを選択 1時間の待ち時間に
 竹鶴さんのお墓 邸宅の跡地 竹鶴さんが余市市に寄贈したジャンプ台
 余市川を案内して頂いた 余市川には産卵を控えたサケが遡上していました
 今回本当に貴重な体験をさせて頂きました
 アサヒビール ニッカの方々 本当にありがとうございました

 マイウイスキーづくりは一般の方も体験出来ます 申込希望者がかなり多く
 当選すればですが 本年度は全て受け付け終了 コマ目にチェックが必要です
 http://www.nikka.com/world/experience/yoichi/sanka.html

WILD TURKEY BOURBON WHISKEY

 守り受け継がれる独自のポリシー プレミアムバーボン ワイルドターキー

 ブランド名の由来は 往時のオーナーが 野生の七面鳥狩り行った際
 自慢の101プルーフ(50.5度)のバーボンをハンティング仲間に振る舞ったところ
 懇願されるほどに好評を博したことにはじまる
 当時主流だった100プルーフのバーボンに対し1プルーフだけ高い度数が
 ユニークな特徴となった

 「ワイルドターキー」の故郷ケンタッキー州は「ブルーグラス」と呼ばれる良質な牧草地
 バーボン・ウイスキーの原料となる良質のコーン・ライ麦・大麦が豊富に収穫される
 ワイルドターキー蒸留所では穀物の選定に独自の厳しい基準を設定しており
 コーンはケンタッキー州とインディアナ平野 大麦はモンタナ州
 ライ麦はサウスダコタ州・ノースダコタ州で収穫されたもので
 成熟度 純度 水分含有率 安全性等を満たすものだけを使用
 配合はライ麦と大麦麦芽の比率が高く 他のバーボンに比べてコーンの比率が低い
 仕込み水は地下85メートルにある地下の湖ともいうべき場所から
 ライムストーン・ウォーターが汲み上げられている
 マッシュを大きな発酵桶に移し 蒸留所内で徹底管理された自家培養されたイースト(活性酵母)に
 蒸留されたマッシュの残液を加え 発酵のプロセスに進む 「サワー・マッシュ法」
 初留釜は高さ12m 直径1.2mの円筒形の蒸留器「コラム・スチル」
 再留釜は「クレンジング」 60~65%のニュー・ウイスキーが 製造せれる
 より低いアルコール度数での蒸留・樽詰めは原材料の持つフレーバーを保つ
 バーボン法が規定する蒸留時のアルコール度数は80%以下を60~65%にて蒸留し
 また同法が規定する樽詰め時のアルコール度数は62.5%以下を54~55%にて樽詰め
 樽詰め時と製品とのアルコール度数の差が少ないと ボトリング時の加水量を最低限に
 抑えることが可能 加水量が少なく豊かな風味を鮮烈に残すことができる
 独自のポリシーにより 1樽から製造できる製品の数は約15ケース程度
 他の一般的な蒸留所では約20ケース程度が製造されています
 製造に掛かるコストは割高になるが 味と風味を保つためには決して妥協できない
 ワイ ルドターキー蒸留所の「こだわり」がここにある

 ワイルドターキーは私も何度かお逢いさせていただいたバーボン界の重鎮
 ジミー・ラッセル氏(蒸留所責任者)と ケンタッキー バーボン協会の「バーボンの殿堂入り」を
 果たした息子さんのエディ・ラッセル氏によって
 「ケンタッキーで最も知識豊かな実践型マスターディスティラー」と評され
 彼らなくしてワイルドターキーは語れない

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