ここだけの話
もうちょっと居させて
最近大人になる前に眠りからさまされる
一昔前は20才ぐらいだったのが 今では15才
みんなジュースにされ発酵し蒸留させて世間にお目見え
亀の中でもゆっくり寝れずに出されていく
日本のブームになってるお芋達
拘り そんな物はいつの間にかなくなった 流通関係者の言いなり
だってもたもた作ってたら見放されてしまう
まあ流行に左右されやすい日本人は 味よりラベルだから・・・
どこまで続く このブーム?
仕入れの難しさはドンドン加速 特に関東地方でも今一番火がついてるのが
皆さんもご存じの通り焼酎です
特に関東地方では3年ほど前から甲類(通称ホワイトリカー 癖の無いクリアな酒)が
主流だったのが 今では乙類(本格焼酎)が大ブーム
販売ルートもめちゃくちゃ 仕入れには本当に苦戦してます
ところで焼酎の味わいは麹によって左右されます
主に黒麹 白麹 黄麹があります 特徴をちょっと紹介しましょう
黒麹 コクのあるまろやかな味わいに仕上がる
白麹 淡麗でキレのよいスッキリした味わいに仕上がる
黄麹 華やかな香りでまろやかな甘味のある味わいに仕上がる
お買い求めの際には原料だけでなく 麹もしっかり見て選ぶことをお勧めします
焼酎事情
最近ちょっとは落ち着いてきた焼酎ブーム というか関西は焼酎が
入手困難になってきたためにしらけているような気がします
生産量はあまり変わっていないどころかヌーヴォーなどという焼酎まで登場
確かに秋は収穫時期を迎えますが 大半は中国などから輸入なのに
では何故入手困難なのか?
まだ焼酎がブームになる前 関西は乙類 関東は甲類がよく飲まれていました
ちょっと違いを説明すると
甲類とはアルコール含有物を連続式蒸溜機で蒸溜した酒類でアルコール分36度未満のもの
乙類とはアルコール含有物を連続式蒸溜機以外の蒸溜機(実際には単式蒸溜器)で蒸溜
したものでアルコール分45度以下のもの ぞくに本格焼酎と呼ばれるもの
焼酎ブームになり関東でも焼酎の専門店などが出来たり ワインのソムリエが焼酎を評価したり
関東で乙類が消費されるようになったためである
また店としても関西は値段をすぐに値切るが 関東ではほぼ問屋の言い値
例えば森伊蔵 蔵出し3465円それが関東では3万円後半で売買されている
まあ関西の商売人はまず買わないだろう
だから関東に商売の目が向けられている 関西の商売人もどうしても必要な場合は
関東の酒屋に問い合わせている つまり売る商品がない状態です
知名度こそ低い物の良い商品はまだまだあります
ご購入の際は銘柄 値段に左右されずにいろいろ味わってみてはいかがでしょうか
余談ですが中国語では「焼」は熱を加えるという意味で蒸留酒を「焼酒」と表現しています
焼酎の「焼」という文字はもろみを加熱し沸騰させてつくるという蒸留酒の基本的な作業です
また「酎」は濃い酒という意味 日本では長い間「焼酒」と「焼酎」が混用されていましたが
18世紀ごろから「焼酎」という表現が定着したとされています
なぜ「酒」が「酎」になったのかその理由は定かではありませんが
沖縄で乾杯
実はGW 沖縄に行ってきました 初めての沖縄 旅行の内容はともかくお酒だけを紹介します
ビールと言えばオリオンビール(アサヒビールが資本を入れてます)
爽快な「オリオンドラフト」 今回は日程の関係で工場を見学することは出来ませんでしたが
工場のある名護市は沖縄でも指折りの山紫水明の地
工場は最新のコンピューターシステムの導入により衛生的な管理システムと
完全オートメーション化を実現 年間7万2千KLの生産
100%生ビールで出荷 県内では樽詰めの生ビールを味わうことが出来る
亜熱帯気候の沖縄に合った最も新鮮でうまいビールだ
夕食の1杯目にはオリオンドラフト生をお薦めします
発泡酒も出していて 味わいのある「麦職人」 シャープな切れ味の辛口「オリオンスペシャル」
ややソフトな「鮮快生」 軽いタッチの「サザンスター」 ゴルフ場や浜辺で飲むと最高でした
沖縄と言えば泡盛 沖縄の人は「島酒」と注文する
琉球が中国や東南アジアとの交易が盛んだった14世紀の中頃から15世紀の中頃に
タイから入った日本最古の蒸留酒
琉球王朝時代には中国や日本への献上品として珍重された王府の御用酒
また17世紀頃には江戸や上方に薬用酒として出回った
硬質のタイ米を原料とし 沖縄独特の黒麹菌(クエン酸を良く出すことで有名)を製麹
発酵させ 蒸留したのが泡盛です
泡盛は他の蒸留酒(ウィスキー・ブランデー等)と同様 長期間貯蔵させることにより熟成しますが
泡盛が世界的に知られるのは 瓶に詰めたままでも熟成が続くということです
3年以上貯蔵したものをクース(古酒) その芳醇で上品な香りとまろやかさは昔から愛され
琉球王朝時代には貴族しか飲めない貴重な酒だったそうです
沖縄には48社の作り手がある 蔵によってまちまちだが3年未満の泡盛は新酒
新酒とクースの銘柄を変えてあるところがあるので一部紹介します
常磐→金丸(伊是名酒造所) 珊瑚礁→かねやま(山川酒造)
瑞泉→おもろ(瑞泉酒造) 美ら蛍→久米島(米島酒造)
多良川→琉球王朝→久遠(多良川)
今回の泡盛の情報の一部はSHO-CHU BAR 高山 琉球別邸(TEL098-866-6888)
店長 河島様に泡盛を飲み愉しみながら教えて頂きました
むぎ焼酎二階堂
ふらすこや 影さへ見ゆる麻地酒 一招(いっしょう)
爺婆の 昼間遊びや麻地酒 闌更(らんこう)
いずれも江戸は寛政年間の句 闌更は芭蕉ゆかりの俳人で当時は京都に住んでいたというから
「麻地酒」が趣味人の間でいかに広く知られていたかしのばれる
二階堂酒造は此の銘酒「麻地酒(アサジザケ)」の製法を受け継ぎ今日に至ったが 古来より天然醸造のため
永らく貯蔵すると味覚を損じ又腐敗しやすいので永年の研究により醪(モロミ)の上清(ウワズミ)を蒸留製成し
原料に総て「むぎ」を使用 ついに大分むぎ焼酎二階堂を完成
大分と言ったらカボスの産地 まだ出始めで小振りながらも香りのたかいカボスを
ギュッとロックグラスに絞り込み二階堂を注ぐ
軽快な酸味が心地良い 20°と25°があるが私にお勧めは20°
二階堂のHPで紹介している中では カボちゅうと言うらしい
黒じょか
黒ラベルジョニー・ウォーカー12年の略語ではありません
鹿児島では古くから寒い冬に焼酎を燗にして飲む習慣があり
その時に用いる専用の焼き物を言います
400年前から鹿児島の薩摩地方に伝わる薩摩焼で
その中でも黒薩摩という鹿児島の伝統工芸の酒器です
なぜ黒じょかと呼ばれるようになったかはいまだ分かってません
黒じょかでの飲み方を紹介します
まずお好みの焼酎を水で割って一日寝かせます
割合は焼酎6に対して水4と言うのが一般的ですが
最近は半々が人気があるようです
一日置くことで焼酎と水が馴染みよりまろやかになります
黒じょかに入れて直火で火にかけます
必ず弱火にして下さい ここがポイントです 慌てずゆっくりと
黒じょかは表面より中の方が温もりやすいです
焼酎に適した燗の温度は42℃ ややぬるめの燗がお勧めです
飲み終わったら黒じょかは洗わないで下さい
黒じょかに焼酎の味が染み込んで 使えば使うほど美味しくなります
インターネットを検索してるとIH対応や黒じょが用のコンロなどがあります
いろいろ試してみて下さい